関節に痛みがある場合「筋力が落ちたせいだ」と思いがちです。しかし、筋力低下より問題なのは、筋力のアンバランスです。
膝関節を例に説明しましょう。膝関節は二つの筋肉がありますが、一つは普段の生活に使われにくい筋肉です(さぼり筋)。一つの筋肉が使われずにいると、もう一つの筋肉が一人で頑張り始めます(ガンバリ筋)。するとガンバリ筋に負担がかかりすぎて疲弊し、こちらもさぼり筋になってしまいます。
検査でさぼり筋を見つけて、ガンバリ筋にするのが「ベッド上でする‟関節トレーニング”」です。ベッドに寝ながら施術しますので、ご本人は所々で力を入れて頂くだけです。ベッドに横になるのがつらい方は椅子に座ってできます。
当院では、症状にあわせて‟筋膜整体”(筋膜リリース)と‟関節トレーニング”を使い分け、もしくは組み合わせて施術を行います。
‟関節トレーニング”の正式名称は「JTAフラッシュリプロ療法」と言います。当院長はこの療法の開発者である笹川大瑛氏による講義や実技指導を受けて技術を習得した日本JTA協会の認定員です。ちなみに笹川氏は世界最大の経済誌「ウォール・ストリート・ジャーナル」から取材を受けるほどのすごい理学療法士なんですよ!
※笹川大瑛著書「関トレ 関節トレーニングで強い体をつくる」より抜粋
JTAフラッシュリプロ療法考案者の笹川先生と、SNSで有名なnobu先生から直接指導を受けている様子。